【大学生】体育会の部活に入るメリット
大学生にもなって体育会の部活に入るやつはドMです。
せっかくの大学生活。
学園祭!サークル!アルバイト!講義はサボる!けど単位ほしい!
これが一般的な大学生の生活です。
そんな中で体育会の部活に入る学生がいます。その比率は大学生全体の8%。
大学の部活って、めちゃくちゃ厳しいところが多いんですよ。
練習が厳しいだけじゃありません。上下関係。OBとの関わり。理不尽。そして結果至上主義。
「高校では部活楽しかったし大学でもやろっかな~」と気軽に入部すると小便漏らします。
部活紹介とかで「アルバイトとの両立もできるよっ!」「就職にもいいよっ」と先輩たちの甘い言葉を鵜呑みにしてしまうと後悔する人、めちゃ多い。
今日はそんな気持ちで入部してしまった僕自身の体験とその中で得られた経験をお伝えします。
部活に入ろうか、または辞めたいと悩んでいる人へ
どーもチフタマです!今回は僕が体育会の部活に所属して気づいたメリットについてご紹介いたします。
「体育会に入ったけど部活辞めたい・・・」
「入ろうか迷っている・・・」
と悩んでいる大学生に少しでも参考になればと思います!
※独断と偏見です!全体育会がこういう部活というわけではありません!良い意味でも悪い意味でも!笑
メリット
・メンタルが強くなる。
監督、先輩からの理不尽に耐え抜くと他の大学生よりメンタルが強くなります。怒られても落ち込まなくなるっていう意味ではありません。
「これは八つ当たりしてるだけだから受け流していいやつだな」
「これは俺が悪いから反省しないとな・・・」
「俺の事を思って言ってくれてるんだな~」
という感じで説教やお叱りの趣旨を考えられるようになりました。たまに自分の事を思って叱ってくれているとわかっていてもイライラするときもありますが、そこは別の形でストレス発散して前向きに考えていました。
・一つのものごとに対して深く考えるようになる
最近の大学生って、インターン、アルバイト掛け持ち、学生団体など、様々なことに手を出しているんですよね。行動力はんぱない。対して部活だと多くの時間は拘束されてしまいますから他の学生と比べてあまり色々なことに手を出せません。
その分「部活」という一つのコミュニティについて嫌でも深く考えざるをえない状況になります。僕はそれについて悪いことだとは思っていません。高校生の時までは強豪校でもなかったのでスポーツを楽しんで、先生の言うことを大体聞いて、みんなで楽しくできればいいやって感じだったのですが、大学ではそうはいきませんでした。
僕の大学の場合ですが、監督の先生は一応いるのですが研究や学会で多忙だったので、学生自身がメニューを考え、ルール(部則)を決めて、練習試合を組んだり大会の前泊で泊まる宿の手配やバスの予約など、全て学生主体で動いていました。高校までは顧問が出張でいないときなんか「よっしゃあああ!」とか言ってはしゃいでいたのですが、大学ではいないことが前提なので逆にサボれない。一人ひとりに役職もありますしね。
そのおかげで部活の運営をどうするか、どうやって推薦だらけの強豪校と戦っていくか、部活で得られる経験って何の意味があるのか、なぜ他のサークルには可愛い女子がたくさんいるのか、などを話し合いまくりましたね。こういった経験もあってどんなことにも「なぜ?」と考え自分なりの答えを出すということが自然と出来るようになりました。まだまだ浅いけど。笑
・可愛がられ方が身に付く。
次は上限関係についてです。世の中にも同じ人間が一人もいないのと同じ(規模がでかすぎるかw)で、同じ先輩は一人もいません。めちゃくちゃ厳しい、甘い、面白い、真面目、女遊びが好き、無口、などなどいろんな先輩がいます。そういった人たちとうまくやらなきゃいけなかったので、そこも大変でした。たまに「先輩に反抗する俺カッコイイ」というヤツもいますが、いくらうざくても先輩たちにお世話になっているのも事実だったので、何も知らずに反抗するのはどうなんだろう・・・と思ってました。
※もちろん理不尽なパワハラしかされていなかったら即辞めたほうが吉。
自分の意見を言うためにはまずは良い関係性を築くことが大切です。先輩後輩限らず、気に入らないやつから何を言われても「はぁ?」となってしまうのが普通ですから。
部室で一緒になった時は「こういう話題は喜ぶかな?」
飲み会の時は「この先輩ナスが嫌いだから取り分けないようにしよう」
なにか指導された時は「滑舌悪くて何言ってるか聞き取れないから、後で文面にしてもう一度違う聞き方で聞いてみようw」
と色々と考えてました。そのおかげで先輩からも少しずつ可愛がられて、自分の意見を聞いてもらえる事も増えました。(毎回飲み会呼ばれるのは複雑な気持ちだった・・・)
八方美人じゃねーか!って言われるかもしれませんが、僕としては人間関係が最悪になるよりこうしたほうがメリット多いなって考えていたのでべつに問題無し。
ぶっちゃけ部活を続けるのに必要なのは競技の実力や才能より人間関係かなーとも思っています。
・同期はもはや戦友。
引退まで一番一緒にいる時間が長い同期。大学では学部・学科の友達より部活の同期のほうが深い関係を築くことができます。なんでも言い合える仲間がいるっていうのは精神衛生上とても大事です。一緒にふざけることもできるし、真面目な話もできる友人ができたのはとても大きかったです。卒業しても集まるんだろうなー。
・接待がうまくなる。
最後に接待についてです。まあ、これは正直大学によるとしか言い様がありません。この前まで高校生だったやつが大学の部活に入った途端「飲み会のマナー」みたいな紙を渡されて、瓶ビールを注ぐときはラベルが上で、ビールと泡の比率は7:3で、乾杯は先輩よりグラスを下げてとか、足を崩していいと言われるまで正座~とか、そんなことを教えられます。「新歓までに覚えてこい。あ、一発芸も3つくらい考えといてw」ってな感じで。(未成年はウーロン茶で参加です)
これがダメな人は本当にダメなんだと思います。昭和かよっ!みたいなね。実際飲み会が理由で一か月もせずに辞めていった人たちもけっこういました。別にお酒に対する考え方が合わなかっただけなので、そいつらが悪い!とかはないです。
この環境で色々な粗相をしながら学べたおかげで、色々なところ(ゼミ・バイト・地元の高校のOB会)の飲み会に行ってもそれなりの対応をすることができるようになりました。おかげで初対面の年上の人にも気に入られるようになりました。奢ってくれる上にいろんな話が聞けるので楽しい。笑
コミュニティによって厳しかったり、ゆるかったりするので飲み会っておもしろいな~と思います。
最後にまとめ!
以上が僕が感じた体育会の部活に入るメリットでした!愚痴も混ざってしまいましたが、参考になればぜひ!
この記事は「体育会に入れ!」とか「絶対入るな!」というわけではなく、ただ僕の経験からこういうもんだよ~っていうのを伝えているだけなので、自分で決断して納得のいく楽しい大学生活を送ってもらえればいいなと思います!
今度はデメリットについても書きますね!それでは!